1114() 6:50起床 キャンズマ 晴れ→チュモア 曇り

 今日の行程も距離が短いので、予定を変更し、チュモアまで行くことにした。今日でEverestともお別れなので、ロッジを出発した後、何度も振り返って目に焼き付けた。
 1時間ほどでナムチェに到着。ネパール国軍の合宿所のすぐ裏にある山岳ミュージアムを訪ねた。三箇所の展示エリアに分かれており、まず左手のシェルパミュージアムに入ろうとすると、10歳ぐらいの男の子が出てきて、100ルピーを取られた。2階に上がると、シェルパ族の生活用具などが展示されていた。隣のホテルには、1階の一部が展示室になっており、ヴェレストの登山史の資料(主に写真)が展示されてあった。70歳の当時の世界最年長記録登頂を達成した三浦雄一郎などの写真もあった。
 その後、
HSAの提携しているHotel noline で昼食を摂った後、インターネットカフェで日本へのメールと、インターネットをやりに行った。メールは、送信した転送容量で、インターネットは閲覧した時間(30)で、料金を請求された。両方で650ルピーも取られた。その後、チベタンのバサールを見学後、登山用具店でジャケットを購入。
 ナムチェから
2時間でチュモアのロッジChumoa guest houseに着いた。トレッキングコースは、ほとんどが土の道であるが、1011月は雨の降らないベストシーズンの乾季ため、道は乾燥しており、風が吹けば土埃が舞い、前を人が歩けば、それだけで土埃が舞う。肩から提げたカメラはレンズキャップをはめていたが、一日で誇りまみれになってしまう状況だった。そのような訳で、ズボンをはたくと白いほこりが回りに飛び散る状況であった。そこで一週間ぶりにホットシャワーを浴び、さっぱりした。
 夕方には、アメリカの
10人ぐらいの団体がロッジの横の空き地にテントを張って騒がしかった。夜になり、ロッジのロビーは、そのアメリカ人たちに、占領されていた。
 夕食後、かまどのある隣の台所に行って寛いでいたところ、ドルジェ君にチャン
(大麦で作った濁り酒)を飲まないかと誘われた。2杯ほど飲んでみたが、味は少しフルーティーでアルコール度も高くなく、飲みやすかった。
 隣の館やの個室に行って寝ようとすると、テントに泊まるはずのアメリカ人のひどい咳をしている女性が隣の部屋に避難して来た。風邪を引いて胸をやられているらしい。この女性の時々する咳がうるさくて、目が覚め、よく眠れなかった。

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日程3