日程１

11月1日(水)　 4:05起床　4:45出発　東京　晴れ　→　バンコク　うす曇り　32℃　

　結局、荷物はキャリングカートに縛り付けたポーター用大型ザックとスポーツ用バッグ、それに機内持ち込み用デイバッグの3つになった。考えた末、タクシーは呼ばずに三鷹駅まで歩くことにした。荷物が重く、苦労しながら、新宿駅より予約してあった6時7分発のスカイライナーに乗車。成田第一ターミナルに7時29分定刻に到着。南ウイングの4階HISの受付カウンターまでが遠く感じた。
　荷物をキャリングカートと大型ザックと三脚を一緒にしてタイ航空のチェックインカウンターに預けようとしたが、分けるように言われた。又、スポーツバックも重たいので機内に持ち込めず、結局4枚のクレームタグもらうはめになってしまった。
　定刻より少し遅れて飛び立った飛行機(TG643)は、バンコクのスワンナプーム空港に、15分遅れで到着。航空機からターミナルまでは、バスで移動。空港はさすが世界一の大きさだけあって、駄々広く、入国審査所までが遠かった。また、入国審査を終え出口を出たところでは各ツーリストの出迎えがずらっと並んでおり、邪魔でカートがスムーズに通れない有様であった。出口を出たすぐ右側にリムジンの受付カウンターがあり、Isuzu MU-7が一番安く、高速代込みでアジアホテルまで900バーツであった。新しくできた高速道路は片側4車線で混雑もなく、車は120k/hぐらいでとばしたが、高速を降りるとスクンビットあたりから渋滞につかまり、結局1時間少々かかってホテルに到着した。
　休憩後徒歩にて街の散策に出かけた。途中でガイドブックを持ってくるのを忘れたことに気がついたが記憶していた通りに、パヤタイ通りをサーヤム方面に南進し、ラマ一世通りに出てジム・トンプソンの家に到着。しかし、17時を過ぎていた為、すでに閉館していた。建物の外観の写真を撮り、ラマ一世通りまで引き返し、タクシーをつかまえ、王宮方面に向かった。ワット・ポーの前で降りたころには、すでに暗くなっており、閉館はしているが夜間照明で各建物がライトアップされていたので塀の外から写真を撮ることにした。三脚をケースから出しいざ使用しようとしたが、ケースの底にネジが脱落しており、取り付け台にカメラをセットしようとしてもネジが上手く台にはまらず、あきらめて手持ちで撮影した。案の定、手振れ防止対応レンズを装着していたが、夜景となるとさすがに対応できず、半分はNGだった。結局、三脚はカトマンズのホテルに置いていくことになった。
　サナームチャイ通りをサナームルアン公園方面に進み、グラン・パレスの周囲をぐるりと半周し、チャオプラヤー川沿いのマハーラト通りをチャイナタウン方面に写真を撮りながら歩いて行った。グラン・パレスを取り囲む塀は高く、門はすでに閉まっており、警官が警戒していた。途中、ワット・アルンに渡る船着場ター・ティアンとラチーニーに寄って対岸のワット･アルンなどの夜景を撮影した。
　チャオプラヤー川は10月の上流に降った大雨の影響で水かさが増しており、一部であふれ出し、土嚢が積まれていた。下流方向へさらに進み、花市で有名なパーク・クローン市場によって見た。さらに進んだチャイナタウンの手前の屋台街からタクシーを拾い、サーヤムスクエアー方面まで引き返し、映画館近くのレストラン食事をし、そこから徒歩でホテルに21:10に戻った。シャワーを浴びて22:30分床についたが良く眠れなかった。